◆1999年4月第5週のぶりてんコラム◆




4月29日号 NO.224
『ニューヨーカーへの道』〜ウンコタレとの付き合い方2〜
 ニューヨークの日本食レストラン業界では、ときどき信じられないほど根 性の悪い人間に会うことがあります。
 女性の方には大変申し訳ないのですが、そういう人は決まって女性だった りいたします。特におばさんである場合が多いです。
 イビリ、イジワル、イヤガラセ。これら3つの「イ」が彼女たちの得意技 です。
 何が原因で彼女たちがそうなってしまったのかはナゾなのですが、とくか く性格が悪いのであります。それはまるで人に嫌われることを生きがいにし てるようでもあります。
 勘違いのないように言っときますけど、ニューヨークの日本食レストラン 業界のすべての「おばさま」たちが根性が悪いという意味ではありませんか らね。
 大部分はいい人たちなのであります。ただ、中には、思わず殺意を抱いて しまうような人物がいるのも事実です。ホントによく今まで無傷で生きてこ れたな、という感じの人たちです。
 こういうウンコタレたちの被害に一番遭うのは、なんと言っても同性の若 い子たちですね。つまり日本人の女の子たちです。
 通常、彼女たちには何の罪もありません。しかしながら、悪魔は彼女たち を見逃したりはしないのでした。
 先に述べましたイビリ、イジワル、イヤガラセ。これらの3点セットを 使って若い子たちをイジメるのです。イヤミという攻撃方法も多用します ね。
 それらの悪行の結果、若い子たちはその怪物たちとバチンとぶつかった り、ボロボロにされたりなんかしてお店をやめてしまうのであります。
 「いや、私はそんな人には会ったことがない」と言い切ってしまう同業界 関係者もいるかとは思いますが、信じてください。ニューヨークにはそうい うバケモノが現実に存在しておるのです。
 伝説はいろいろあります。
 突然クビにしたりとか(これはウンコタレがマネジメント側にいる場 合)、若い子の食べ物・飲み物に下剤をまぜたりとか、わざとその子の持ち 物を盗んだり、などです。
 「ホントにそこまでやるんかい」という意見もあるでしょうが、少なくと も私自身が知ってるだけでも10以上のケースがあります。
 ということは、業界全体ではかなりの被害が実際に起こっているはずなの であります。
 では、そういう被害をどうやって食い止めたらいいのでしょうか。
 それらウンコタレ軍団をいきなりポアするわけにもいきませんし、かと 言って生かしておいてもまた新たな犠牲者が出るだけなのであります。
 例えばこういうのはいかがでしょうか。
 ニューヨークの日本人社会全体で、それらの猛獣たちを一括管理してしま うのです。
 「西47丁目のハイエナ(笑い声が似てる)」とか「東51丁目のトド」 などのように、1匹1匹にそれなりの暗号名を付けて、「今現在、ハイエナ の被害者は5名」という感じの情報を日本人社会全体でシェアします。
 また、被害者の証言をもとに、それらの猛獣たちの嗜好や得意技、弱点な どの情報を蓄積し、なおかつ分析・研究します。
 そのうち、「地球の暮らし方・ニューヨーク編」なんかにも地図付きで出 したりなんかして。
 結構いいアイデアだなあ。
 とりあえず、そういうウンコタレたちに遭遇した経験談などの投書をお待 ちしております。ドシドシお送りください。
                        徹
    

「ぶりてんNuts」編集部


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