◆1998年6月第3週のぶりてんコラム◆
6月19日号 NO.158
『たわごとコラム』
この度、インターネット上の「ぶりてんNuts」のライバルが登場した。その
名も「J-Net New York」(http://ny.j-netusa.com)。
「日本人コミュニティー向けリンク集兼ディレクトリー」と題したこのホー
ムページには、生活情報の掲示板やニューヨークの日系ビジネスの紹介など
が掲載されている。
正直言って、なかなかの充実度である。
しかしながら、掲示板はまだ弱い。
まあ、それに関しては、今後このホームページに関する広告をガンガンうつ
らしいから、次第に情報盛り沢山状態へと移行すると思う。
ただ、ホームページをながめた感じでは、これを運営している方々は、まる
でこのホームページを使ってお金を儲けようとしているような気がしてなら
ないのである。
ホームページに広告なんかもしっかり載ってるからね。
私は別に「お金儲けるなんて、不潔!」などと言ってるわけではない。儲け
られるのならドンドン儲けてほしい。
しかし、私が思うにそれは限りなく不可能に近いのではないだろうか。
ホームページに金を払って広告を載せるような太っ腹な日系ビジネスは、ま
だニューヨークには存在しない。
もしかしたら存在するかもしれないが、少なくともそれでひとつのビジネス
がやっていけるほどのクライアント数ではないはずだ。
「それを今から開拓するんだ」という言い方もあるが、ニューヨークの日系
ビジネスもそれほどバカではない。ニューヨーク関連のホームページを使っ
た広告にほとんど効果がないことなど、すぐにバレてしまうだろう。
私が心配しているのは、そういう「見せかけ」だけのホームページ広告が多
量に出現することによって、ホームページ広告全体のイメージ低下につなが
るのではないか、という点である。
チャレンジするのはいい。でも同時にしっかり実力を養ってほしい。でない
と、化けの皮があっと言う間にはがれちゃって、広告媒体として信用されな
くなるからね。
今回登場した「J-Net New York」にも、その点を強くお願いしたい。
「ぶりてんNuts」が広告媒体として力強く発進するまで、ホームページ広告
の評判をあんまり落とさないでください。
結局、私はそれが言いたかったのである。
ひろ
6月15日号 NO.157
『たわごとコラム』
先日、週刊Nuts編集長の永田徹氏から Dibi Dibi Paper をもらった。
知らない人のために一応説明しておくと、これは数年前までNYで発行
されていたミニコミである。自分も以前何回か読んだことがあったの
だが、久しぶりにDibi Dibiを見て驚いた。
それは紙面の小奇麗さである。
内容は取り合えず横に置いといて、紙面を視覚的に捕らえてみると、
これほど凝った編集をしているミニコミを私は今までに見たことがな
い。自分がぶりてんの編集をしているから思うのかもしれないのだが、
この紙面作りはタダモノではないということを、今回改めて確認した
のだ。
それから、つい1、2年前に終わってしまったAKISUというミニコミも
あった。
その当時は、その内容と手書きのミニコミと言うことで、「なんやコレ」
という感じだったのだが、ぶりてんを始めてからこのミニコミのすごさ
に気がついた。
それはインパクト、である。
AKISUは、言っていることに対する賛否はともかく、その内容の強烈さで、
読者の脳みそにグサグサと跡をつけてきた。はっきり言って、これだけ
のインパクトを持つのは、そう簡単にできることではないのだ。
そして、NYのミニコミの話を始めたら、語らずにはいられないのが我ら
が週刊Nutsである。
私がブロンクスに住んでいたとき、マンハッタンからの帰りにいつも週刊
Nutsをピックアップしサブウェイの中で読んでいたのを今でもよく憶えて
いる。その時から、私が今までずっと読み続けているミニコミといえば、
後にも先にも週刊Nutsしかない。
二つに折れば、そのままポケットに収まってしまうというコンパクトさ。
ほとんど編集長一人でこなしているにもかかわらず、まさに少数精鋭とい
う言葉どおりのその機動力。
人々をあっといわせるその発想のユニークさ。
いつも大ブロシキを広げるのだが、最終的にはそれを達成してしまうその
行動力。
チャイニーズかなんかのテイクアウトメニューと勘違いしてしまいそうな
チープな外観とは裏腹に、その実力はすべての面において他のミニコミを
凌駕していたのである。
今まで、色々な妨害、嫌がらせもあったと聞くが、4年間毎週「書き、編
集し、配る」というプロセスを繰り返してきたということだけで、そのす
ごさが判る、というものだ。
うむ、さすがは週刊Nuts、ニューヨーク最強のミニコミ!
・・・さて、これくらいでいいかな。
あのー、週刊Nuts編集長の永田さん、オレSt. Marks Placeにある某日本
食レストランの広島風お好み焼きが食いたいんすけど・・・。
智太郎
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